じわじわと人気が出始めた「バーティカルランニング」!
走るということはわかるけど、具体的にどうやって走るの?
という疑問にお答えしたいとおもいます。
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バーティカルランニングとは?

バーティカルランニングは階段垂直マラソンとも言われていて、東京タワーや高層ビルなどの階段を早く駆け上がります。
東京タワーの場合は一番下から真ん中の展望台まで約120mの距離を登ります。
とてもシンプルですが、凄くハードな競技なのです。
10年くらい前から徐々に盛んになり始め、日本で広まり始めるきっかけとなったのは2017年に「ハルカススカイラン」が公式世界戦となったことです。
中にはバーティカルランニングのプロ選手もいて、賞金が出るレースもあります。
バーティカルランニングのルール

タワーや超高層ビルの階段を駆け上がってタイムと着順を競います。
階段を1段飛ばしでも2段飛ばしでもよく、手すりを使ってもOKです。
とにかく早く着いた人が勝ちとなります。
バーティカルランニングのコツ

階段でマラソンをする感じで駆け上がります。
ダッシュをしちゃうと最後まで持ちません。
- フォーム
胸を開きブラさずにのぼる。
階段の角度にあわせてのぼること、跳ねてはダメ。 - コーナリング
少し遠めの手すりをつかんでコーナリングする。
大会では1段飛ばしする人が多いですが、後半になると疲れがでてくるので、手すりや踊り場をうまく使って体力を温存させつつ上ることがとても大事です。
バーティカルランニングとトレイルランニングとの違い

選手たちは、バーティカルランニングとトレイルランニングが似ているといいます。
トレイルランニングは走るという水平方向への移動がベースで、走行に適したトレイルや砂漠など未舗装路全般がコースとして使用されます。
一方、バーティカルランニングの元はスカイランニングなので、垂直方向の移動である登山がベースになります。
似ているようでも元は違うのでした。
バーティカルランニングの魅力

バーティカルランニングの魅力の一つは、短時間で追い込むこと。
マラソンだと何時間もかかってしまいますが、バーティカルランニングは短い時間でゴールできます。
さらにゴールは高層ビルの上など高い場所になるので、ゴールした後に景色を眺めながら達成感に浸れるのがいいですね。
バーティカルランニングの大会

日本では あべのハルカスの非常階段を一気に駆けあがる「階段垂直マラソン」が有名です。
また、「バーティカル・ワールド・サーキット(VWC)」というワールドシリーズや、「タワーランニング協会(TWA)」というワールドシリーズや名古屋で開催される「ミッドランドスカイラン」などもあります。