千葉県 停電の復旧が遅い原因は森田知事?JALからの支援も届く

台風15号

 

大きな爪痕を残した台風15号。

関東地方を通過して5日も経過しているにもかかわらず、千葉県内で大規模な停電や断水が続いています。

東京の隣に位置する千葉県の停電がなかなか復旧しないことについて不思議に思う方がいるかもしれません。

復旧を支援する人が現地に向かっているのに何故なのか
そこで千葉県の停電が発生してから現在までの動きや支援について調べてみました。

今後自分の住む地域が被害にあう可能性もありますので、状況を把握しておきましょう。

 

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千葉県の停電がなかなか復旧しない原因は

千葉

停電発生時、翌日には全面復旧と発表していたにもかかわらず、
明日になる数日かかると情報が訂正され、現在は「2週間以内でおおむね復旧
となり、完全復旧までに時間がかかっています。

発表が二転三転し、復旧が遅延した原因ひとつに「見通しの甘さ」があったことがわかりました。

 

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東京電力の停電に対する「見通しの甘さ」

 

東京電力が停電翌日全面復旧の見込みを発表した際、実は事態の全容を把握していない状態だったことがあきらかになっています。

東京電力の塩川和幸技監によると、

「倒木が非常に多く、損害状況が把握できない」

「改修には大型車を搬入しなければならず、
 まず伐採をしなくてはいけないエリアがかなり多く判明した」

と原因を説明しています。

この状況が把握できていたら「翌日には全面復旧」とは言えなかったはず、と誰もがおもいますよね。

これについて

「当初の想定が甘かったのではないかと、直感的には私自身としては反省している。」

と塩川和幸技監自身も反省されています。

 

森田知事の停電に対する「見通しの甘さ」

森田知事

森田知事は会見で

「被災者は大変疲弊をしている。県民の皆さまの苦境を受け止め、
 一刻も早く取り戻せるように対策しなければならない」

と述べ、千葉県は10日に自衛隊へ給水支援に関する災害派遣要請を出して
災害対策本部を設置するとともに、県の備蓄物資を市町村に拠出したり
東京電力に早期復旧を強く要請したという。

一方、県の災害対策本部から職員を被災地域に派遣していない事実が判明し、
12日の定例記者会見では情報収集などの遅れを認めています。

 

森田知事 停電から4日目の発言

「市町村では報告が遅れているところもあるので、県の職員を出そうと思っている」
この発言に対して報道陣からの問い

「県が情報を収集し、支援を行っていくことが必要ではなかったか」
森田知事の返答

「大きな反省材料としてやっていかなければいけない」

 

対策の遅れを認めており、森田知事の「見通しの甘さ」がわかります。

 

停電で孤立化した千葉県民

road

 

「大きな国道でも信号が止まっていて、運転に恐怖を感じ遠出ができない」

「停電が続いているため、テレビやネットからの情報を入手できない」

「自家用車で移動するのに必要なガソリンがない」

など、自宅を離れることができない人々。

当初、東京電力が「9月11日全面復旧を目指す」と説明していたため、あえて移動しなかった人々。

そして、すぐ復旧すると聞いていたので動かなかったが、復旧が長引いているので
「避難するべきか残るべきかの判断が難しいと」悩む人々もいます。

 

千葉県の停電している県民へ手を差し伸べる人々

 

全国から電力会社の方々が集まていることは知られていますが、
他からも支援の輪が広がり始めています!

 

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JALの除雪作業車がお湯を沸かして提供!

JAL除雪車千葉県多古町(城之内和義さん撮影)



JAL(日本航空)では飛行機に付着した氷や霜を溶かすため、水や薬剤を噴射して溶かす特殊車両 除雪作業車 を保有しています。

この車両は積載したボイラーで、一度に4千リットルの水を沸かすことができる機能を持っているのです。
今回活躍している除雪作業車は、新車のため薬剤を使っていないことから

「入浴用のお湯に使えるのではないか!」

と、JALの社員の提案から始まったとのこと。

しかし、通常は空港からでることがない為ナンバーがなく公道を走れないのですが、今回 仮ナンバーを取得して現地入りしています!

 

JALの除雪作業車が成田空港から向かった場所

千葉県多古町の停電している老人福祉施設

ケアホームの浴槽 にお湯が注がれ、さらに ポリタンク にもお湯をためる作業を繰り返しおこないました。
9月といっても暑い日が続いており、停電でエアコンが使えない状況では体もベタベタしていたので

「温かいお湯が使えるのはとてもありがたい」

「本当に嬉しい」

と9日に停電してから久しぶりの入浴を喜んでいただきました。

JALの除雪作業車は千葉県横芝光町の施設にもお湯を届けており支援を続けています

 

ホテル三日月が大浴場を無料で開放!

三日月大浴場

勝浦市と鴨川市にある「ホテル三日月」が 大浴場を無料開放 しています。

公式ツイッターでは

「今回の台風で被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます」

「停電、断水の被害にあわれている方、本日より勝浦市にお住いの方に大浴場を無料開放させて頂きます」

とツイートしています。

当初、勝浦市にお住いの方ということでしたが、その後地域も拡大され現在は下記のとおり。

【利用者の範囲】
勝浦ホテル三日月
勝浦市、御宿町、大多喜町、いすみ市。

鴨川ホテル三日月
鴨川市

【入浴時間】
勝浦: 15:00~21:00
鴨川: 14:00~22:00

【提供期間】
停電、断水が解消されるまでの期間限定

【ホテル三日月からのお願い】
タオルの供給が間に合わないので、必ずタオルを持参してください!

 

ネットに集まった感謝の声

「千葉県民として心から感謝します。ありがとうございます」

「大浴場開放ありがたいです。お気遣い感謝します」

「さすが!被災したときのお風呂ほど心からありがたいものはない」

「困ってる人に手を差し伸べる。簡単なようでなかなかできないことです」

「日本も、まだ捨てたものでは、ないですね 涙がでますね ありがと」

「千葉に行く機会があれば泊まるホテルはもう決まった」

「素晴らしい!落ち着いたら家族で泊まりに行きます」

 

千葉県 停電のまとめ

 

今週末には停電地域の一部自治体でボランティアの受け付けが始まりました。

現在も約15万戸が停電していて東京電力も1万6千人態勢で復旧を急いでいますが、
全域が解消するには2週間程かかる見通しです。

災害の実情はその時々により異なりますが、
経験から得られた情報を積み重ねて万が一に備えることが大切です。

森田知事が Twitter のアカウントを開設していないことも報じられていましたが、
今はSNSを通じてリアルタイムに情報を発信できますので活用すると便利ですよね。

しかし、Twitter での発信は威力がありますが、電力がなければ拡散することができないので
携帯を充電できるくらいの電力をつくれる手動発電機などを用意しておくと安心かもしれません。

災害はいつやってくるかわかりませんので、今回のことを他人事とはおもわずに
個人でできる対策や準備を今からおこなっておきたいですね。

 

 

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