新型コロナウイルス感染拡大により世界にパニックの波が広がりつつあります。
感染に関する様々な情報が飛び交う中、SNSの “ハッシュタグ” が人種差別ではないかという問題にまで派生している状態。
実際に問題となっているハッシュタグや海外では日本人も差別を受ける可能性があるということをお伝えしていきます。
新型肺炎コロナウィルスにより世界が混乱
中国から発症した新型コロナウィルスが世界に拡散されつつあります。
まずは、日本でも感染者が増える中、とても大切なことなので自分でできる新型コロナウィルスへの対策をみておきましょう。
<予防について>
- インフルエンザと同じような対策を心掛けること
- 咳を周囲の人にまき散らさないように気をつける
- マスク(飛沫感染をある程度予防できる)
- アルコール消毒
<免疫力を高めるために意識すること>
- 睡眠をよくとる
- ストレスを抱えない
- 食事をしっかり取る
<特に注意が必要な人>
- 高齢の方や合併症をお持ちの方
- 免疫力が弱まっている人
ハッシュタグでの拡散に世界も混乱
ハッシュタグをつけるとその文字がタグ化され、同じキーワードでの投稿を瞬時に検索できることはみなさんご存知のとおりです。
時には拡散目的で使われることもありますが、今回は新型肺炎やコロナウィルスなどの文字を含めてハッシュタグによる拡散が行われました。
#コロナ
#コロナウイルス
#コロナウイルス対策
#コロナウィルス日本
#新型コロナウィルス
#新型肺炎
#新型肺炎日本人を守れ
#中国人は日本に来るな
米紙ニューヨーク・タイムズによると、ハッシュタグの中の「#中国人は日本に来るな」がツイッターのトレンディングになったとも伝えていて、中国人に対する不必要な人種差別ともいわれています。
新型肺炎感染拡大により黄色人種への差別が始まる
米紙ニューヨーク・タイムズによると、「コロナウイルスが中国本土の人に対する潜在的な偏見をあおっていて一部であからさまな反中感情が起き始めている」と伝えており、
新型肺炎の感染が人から人へ広がりはじめると同時に、世界各地で中国人に対する差別的行動が問題になっています。
欧米人からすると中国人や日本人などアジアの黄色人種を見分けることができず、欧米での反中感情がアジア人全般への差別に繋がる状況となってしまいました。
さっき白人の人が私ら夫婦を明らかに警戒して目を隠して早足で私たちを抜いていった←私たちはコロナウィルスキャリアじゃありませーん!!#差別#人種差別
— Mai Nora 2歳双子+1歳児 (@japan419) February 2, 2020
イタリア旅行しているんだけど、
中国、武漢の新型コロナのせいで
中華系の顔(私達)を見ると
マフラーや服で口を覆って隠したり、
鼻をつままれたり、嫌な顔で避けられるので純粋に楽しめない。
どこに行ってもそんな感じだから
怯えながらレストランや店に入らなければならなかった。#コロナ— 専門学生のぼやき (@onrxJUllBDlTqFV) February 1, 2020
残念ながらイタリアを旅行中の日本人も差別の対象となってしまったようです。
日本国内でも中国人に対して差別問題が起きているようですが、冷静で理性的になるよう呼び掛ける声もあります。
差別もデマも駄目‼️
そんな簡単な事がわからないのかな?小さな嫌悪や恐怖心、不安を煽れば、やがて差別感情が生まれる。
差別対象には攻撃的で冷酷になる。
そうなってからでは遅い。
冷静で理性的であるべき。#新型コロナウィルス #差別— T-Bonsai (@KeynotfoundT) February 2, 2020
新型肺炎コロナウィルスが沈静化することを願うばかりです。