コロナのワクチン接種が進む中、様々な副反応の様子が報告されています。
その中に腕が赤く腫れる「モデルナアーム」という副反応があります。
私が接種したのはファイザーワクチンでしたが、「モデルナアーム」と同じような症状を発症したのです。
ところが、「ファイザーアーム」の情報がほとんど無いため不安な気持ちになってしまいました。
そこで今回は、同じ症状になった方のために、私が経験したファイザーアームの状況をまとめてみました。
【体験談】ファイザーアーム画像と状況
2回目は副反応が強いと聞いていました。
私がファイザーアームになったのは、ワクチン接種2回目の後です。
2回めのワクチンを接種して12時間後くらいから発熱の症状がで始めました。
高熱というほどではなく37度台をうろうろしていた程度。
ただ、倦怠感が半端なく重力をいつも以上に感じたので、寝ながら回復を待ちました。
ファイザーワクチン接種後3日目の夕方になり、倦怠感も取れて回復してきた!とおもった頃、
なんとなく触れた左手が
「あつい。。」
体は元気になってきたのに、左腕の一部が熱かったのです。
場所はワクチンを打った少し下のあたり。
不思議だったのは、注射の跡からずズレていること。
野球のボールくらいの大きさでしょうか。
腕の皮膚の一部が、蚊に刺されたときのようなピンク色になっていたのです。
ピンク色の部分をさわってみると、ピンと張って硬くなって熱をもっている。
私はこの時の腕を撮影していなかったので、同じような症状の人がいないか探してみたところ、ファイザーワクチンで似たような症状の方がいらっしゃいました。
あーあって感じ。
ファイザーアームって話題になってないけど、2回目接種の3日目でコレ。 pic.twitter.com/PZ19vrAqZU— うさうさぎ (@niconicousagi1) September 3, 2021
うちの母親のファイザーアーム pic.twitter.com/7gHKok4kkd
— ( ᐛ👉Arkwright👈) (@cornixplaque) August 31, 2021
2回目ワクチン接種後、3日半経ってからようやく気が付いた。うっすらとファイザーアーム。ごく稀にしか出ないらしいね。もっと早くからチェックしておけば良かった。 pic.twitter.com/RUB29J1aYx
— あっきー (@SpicaDX) August 31, 2021
私の腕も同じような状態でした。
ワクチン接種2回目の3日後くらいに発症したという点も同じです。
【体験談】ファイザーアームになりやすい人は女性で確率は?
情報が欲しくて検索してみても、「モデルナアーム」という言葉がヒットします。
でも、私が接種したのは、モデルナではなくファイザーのワクチンです。
ファイザーの情報を探し続けていると、
稀にファイザーのワクチンを接種しても「モデルナアーム」と同様の副反応がでることがわかりました。
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチン接種後、数日から1週間後くらい経ってから、接種した腕のかゆみや痛み、腫れや熱感、赤みが出てくることがあり、いわゆる「COVIDアーム」(または「モデルナアーム」)と呼ばれています(※1、※2)。ほとんどが武田/モデルナ社のワクチンで報告されています(※3)が、ファイザー社のワクチンでも稀に起こります。
引用:厚生労働省ホームページ
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0089.html
ファイザーもモデルナもメッセンジャーRNAタイプのワクチン。
私は稀な副反応、「ファイザーアーム」になっていたようです。
また、モデルナアームが発症する確率について、東京ビジネスクリニックの 内藤 祥 医師のコラムに情報が掲載されていました。
モデルナアームは、海外ではCOVID-armとも呼ばれていますが、アメリカでモデルナワクチンの接種が始まった2021年1月にはすでに報告が多数上がっています。頻度は3-4%ですので、25-30人の接種につき1人ほど生じる計算となります。どういうわけか、ほとんどが女性(80%以上)で、若い年齢(中央値38歳)に明らかに多いことが分かっています。人種による発症頻度の違いは未だはっきりしていませんが日本でも欧米と同程度の報告が確認されています。
- 頻度は3~4%で、25人~30人のうち一人発症
- 女性が発症する確率が 80% と高い
- 若い人が発症する確率が高い
上記はモデルナの数値なので、稀に発症するファイザーの確率はもっと低いといえます。
【体験談】ファイザーアームの対処法
- かゆみ
- ヒリヒリした痛み
- 熱を帯びる
- 接種部位から下にズレた場所に発症する
- 接種後2~12日目くらいに発症
- 1週間程で自然にきえる
ファイザーアームは、一時的なアレルギー反応の一種で心配はいらないようですが、かゆいところは冷やしたり、鎮痛薬(アセトアミノフェン)を服用する、もしくは抗炎症薬の塗り薬を塗って症状をおさえて治るのを待つといいみたいです。
私自身は、赤く腫れているときに痒みはなく、治るにつれて軽く痒みがでる程度ですんだので、薬を飲んだり塗ったりすることはありませんでした。
症状はそれぞれ異なりますので、ひどい場合は医師に相談することも必要。
また、私は2回目の接種後のみに発症しましたが、1回目に発症した場合も2回めのワクチンは接種可能なようです。
念の為、接種時に申告すると安心ですね。
まとめ
当初、「ファイザーアームは1件も報告されていない」という記事があり、私だけレアな副反応がでたのかと不安になりました。
でも、ファイザーアームはモデルナアームと同様で、発症する確率が低いため情報がほとんどないことがわかったので安心できたのです。
実際に発症から3日くらいでほぼ赤みは消え、徐々に回復したことから、「ファイザーアーム」は大きな心配はなさそうです。