いろいろ波乱を呼んでいる北京オリンピック。
日本だけでなく世界中から注目を浴びている羽生結弦選手が、ショートプログラムでリンクに空いていた穴にハマるというアクシデントでジャンプに失敗してしまいました。
続くフリーの演技では、前人未到のクワッドアクセルに挑戦するも転倒し、羽生結弦選手の成績は4位という結果に。
羽生結弦選手のファンの方も仕方がなかった… と残念におもっている中、ショートプログラム終了後に羽生結弦選手がコメントした内容が「言い訳」ではないかとザワついています。
そこで今回は、羽生結弦選手がリンクの穴についてコメントしたのは、言い訳と事実のどっちなのか、そしてコメントの解釈違いでバトルとなっている様子についてまとめてみました。
羽生結弦の穴のコメントは言い訳と事実のどっち?
北京オリンピック、フィギュアスケート男子のショートプログラムでアクシデントが起きました。
羽生結弦選手は予定していた4回転サルコーのジャンプしようとするも、1回転で着氷。
テレビで実況していた人も、観客のみなさんも「あれ?」という空気で違和感を感じた瞬間でした。
その後、ショートプログラムの滑りに問題はなく、羽生結弦選手らしい演技を披露してくれました。
ジャンプを失敗した理由は一体何だったのか?
タイミングが合わなかったのか、何なのか気になっていたところ、
羽生選手の口から、まさかの理由が語られました。
羽生結弦選手のコメント動画
【#北京オリンピック】インタビュー🙋♂️
⛸️#フィギュアスケート
男子 ショートプログラムまさかのSP8位発進となった #羽生結弦 選手が、不運に見舞われた最初のジャンプについて語りました。#Beijing2022 #gorinjphttps://t.co/oOdJnrK5cR pic.twitter.com/yMbs4WCED5
— gorin.jp (@gorinjp) February 8, 2022
オリンピックのスケートリンクに穴が空いていたなんて、誰が想像できたでしょうか?
とおもったのですが、
氷に穴が空いていることはあるらしいのです。
驚きです!
こればかりは、故意に開けた穴ではないので仕方のないこと。
でも、羽生選手の調子は良さそうだったので、残念でなりません。
ホントに…
アクシデントとはいえ、モヤモヤが残ったショートプログラムになりました。
そしてフリーの演技では、みんなの期待を背負いながら挑戦したクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑戦しましたが転倒。
あと少し… だったように思います。
北京オリンピックの結果はこちら。
1位 ネーサン・チェン(22)
SP 113.97 点
フリー 218.63 点
合計 332.60 点
2位 鍵山優真(18)
SP 108.12 点
フリー 201.93 点
合計 310.05 点
3位 宇野昌磨(24)
SP 105.90 点
フリー 187.10 点
合計 293.00 点
4位 羽生結弦(27)
SP 95.15 点
フリー 188.06 点
合計 283.21 点
記念に #羽生結弦 pic.twitter.com/2A33oVN5g5
— ʚɞ (@huit_bonheur) February 11, 2022
本日付の北京五輪大会公式新聞です。1面と5面に #羽生結弦 選手が大きく掲載されています。 pic.twitter.com/YfprzKa1yv
— Sponichi on Ice (@SponichiF) February 11, 2022
オリンピックの結果は4位で、残念ながらメダルを手にすることはできませんでした。
羽生結弦選手はショートプログラムの演技終了後、リンクに穴が空いていたことに気づき、自分の体を守ろうとしてジャンプが一回転になったことも話していました。
このリンクに穴が空いていたことをコメントしたことは、言い訳になるのでしょうか。
松岡修造さんのインタビューに答えている姿をみていると、心が締め付けられます。
モーニングショー
修造さんからのインタ初見の部分あり
#羽生結弦 pic.twitter.com/nXcgtWXFkh— 秀さかえ사캉 (@yuzu1207_sakae) February 10, 2022
演技が終わって数日経った今も、羽生結弦選手のコメントについて、ネットではモヤモヤが続いているようです。
羽生結弦がコメントした穴について解釈の違いあり
羽生結弦選手がコメントした内容について解釈の違いがあるようです。
ひとつは、ジャンプができなかったことの言い訳をしてる。
もうひとつは、事実を話しただけで言い訳ではない。
本当に穴があったのだよ。
言い訳とか言ってる人大丈夫?#羽生結弦#穴 pic.twitter.com/WW0xwik1Jt
— MIDORI (@midorixxxxxxx) February 9, 2022
#newsevery #羽生結弦 ニュースは穴のコメントをカットした。なぜでしょうか?事実であり見苦しい言い訳でないのならそのまま使うべきでは?よかれと思った制作側の忖度が裏目に出てる。そして2位3位の鍵山くんと宇野くんをもっと流すべき。失敗した羽生結弦ばかり…。2人の健闘を称えよう!✨
— aiko (@aiko52715858) February 8, 2022
羽生結弦 …
他の選手の穴があり、そこに引っ掛かって跳べなかったとか言い訳してる
…見苦しいあー嫌われたな~とか言ってるけど、元から好かれてると思い上がるなよ
— びー (@Q7Kp63WfDbbXS4N) February 8, 2022
羽生くん、演技直後の自分でもまったく気持ちの整理がついてない状態でもインタビューにちゃんと答えてるのってすごく偉いのに、問われたことに対して事実を述べただけで「言い訳するな!」ってたたいてくる人がこんなにいるのか。
羽生くんは、ただ羽生結弦であるだけでも本当に大変なんだ……。— ミコタにう (@mikotaniu) February 8, 2022
他人の穴と言ったのが要因という人いるけど、以前も穴にはまった時説明を求められ『自分の6分間練習の時の穴にはまった』とありのままの事実を伝えていた。だから言い訳でも他のせいにしたのではなく今回は自分の穴ではないけどと、あくまで詳細説明しただけ。一言一句揚げ足取られて大変#羽生結弦
— menmi (@menmi32415907) February 9, 2022
厳しい練習をおこなって、
オリンピックという大舞台に立ち、
不運ともいえるアクシデントにあった、
羽生結弦選手。
いろいろなコメントを読んでいると、個人的にはこの “事実の言い訳” という言葉がしっくりきました。
穴。
単に「羽生結弦が言い訳した」って
叩いてる人は
彼の発言をもう一度確認して
嘘の言い訳と
事実の言い訳と
仮定の言い訳(もし〜やったら〜できたのに)を区別するべき— だー (@miuki0326) February 9, 2022
- リンクの氷に穴があいていた
- 氷に穴が空いていてジャンプができなかった
この2つは事実。
羽生結弦選手について、スケーター仲間だけでなくいろいろなジャンルの方が、羽生結弦選手は「別次元」というコメントをしています。
特に、2022年2月12日 読売テレビ系「ウェークアップ」に出演した、スポーツジャーナリストの二宮清純さんのコメントは心に響くものがあります。
彼のコメントで『何回も何回も体を打ちつけて、本当に死にに行くようなジャンプだった』っておっしゃってるんですね。今回の曲がNHKのあの『天と地と』ですよね、上杉謙信を描いた。本当に戦国武将のような気持ちだったんじゃないかなというふうに思うんですよね。ネーサン・チェンが羽生は『神の領域に達してる』と言ったけど全くその通りで、ちょっと別次元の世界で生きてる。アスリートでも特別な存在のような気がしますね
引用元:「ウェークアップ」に出演した二宮清純さんのコメント
実際、羽生結弦選手は前人未到の「クワッドアクセル」を飛ぶために、何回も何回も氷に打ちつけられているんですよね。
回転してスピードがのった状態で硬い氷に打ちつけられるなんて、一般人なら大怪我をしそうです。
そんな沢山頑張った羽生結弦選手には、沢山の気持ちが届いているようです。
全ては全部羽生結弦選手への手紙
北京オリンピック委員会によると、2月20日のエキシビションで何かのサプライズで羽生選手に渡すらしいですよ#北京冬季オリンピック #羽生結弦 pic.twitter.com/YegJSDtteC— ヤンヤン (@lovelymoonlove) February 12, 2022
そして、ビンドゥンドゥンと一緒に写真を撮っていた姿には、ほっこりしますね。
Weiboの「陆大人的腿部挂件」さんより
羽生くんは首都体育館から離れた時に、ビンドゥンドゥンと一緒に写真を撮った
(原投稿者承認済)#羽生結弦 #BingDwenDwen pic.twitter.com/VtlS84HmI8— ffkuma 4Aガンバ! (@ffkuma) February 10, 2022
北京オリンピックが最後となってしまうのか、まだチャレンジを続けてくれるのかは誰にもわかりませんが、まずは羽生結弦選手にゆったりとした時間を過ごして頂いて身体を休めてもらいたいですね。