あなたは『ほめ言葉のシャワー』というフレーズを聞いたことがありますか?
これは、ただ褒めればいいということではありません。
褒めるにはコツがあるのです!
そこで「ほめ言葉のシャワー」を実践した際の効果や具体的な方法、
何故批判されるのかについてまとめました!
ほめ言葉のシャワー とは

「ほめ言葉のシャワー」 とは
学校などで子ども同士が一言ずつ認め合ったりほめ合う取り組みで、
子育てにも生かせる驚きの教育法「学級崩壊立て直し人! 」として、
日本テレビの番組に出演経験もある菊池省三さんの教育メソッドです。
[box class=”pink_box”]クラス全員が成長する
集団の中で個を変える
クラスの一人も見捨てない[/box]
など、お互いのプラスを評価し合うことで、生徒の成長を目指しています。
そして、
学校の雰囲気を良くしたい!
友達とのコミュニケーションを円滑にさせたい!
自己肯定感を高めたい!
などの悩みを抱えている方々が「ほめ言葉のシャワー」に興味を持ち、
実際に多くの学校などが取り入れて実践しています。
ほめ言葉のシャワーという言葉からはポジティブな印象を受けますが、
残念ながら実践しても効果がないという批判的な言葉があることも事実なのです。
ほめ言葉のシャワー のやり方とは
「ほめ言葉のシャワー」のやり方はシンプルです。
毎日生徒一人のよい所をクラス全員から、それこそシャワーのように浴びせることです。
具体的な実践する流れはこのような感じです。
[box class=”yellow_box”]1.その日ほめられる主役の生徒を一人を決める
2.他の生徒は1日主役の生徒の良いところをさがす
3.一日の終わりに主役の生徒はみんなの前に立つ
4.みんなはその日の主役の生徒が頑張っていたことなどをほめる
5.ほめられた生徒はお礼のスピーチをする
6.最後に教師がコメントをして終了[/box]
実際に起きたこと(事実)で 良いところ を見つけて本人に伝えることなんですね。
ほめることはその日以外でもよいとか、環境に合ったかたちでカスタマイズしているクラスもあるようです!
ほめ言葉のシャワー を実践した効果は

ほめ言葉のシャワーの効果 について調べてみて意外なことが分かりました。
「ほめ言葉のシャワー」なので、
当然 ほめられた側(シャワーを浴びた人)に効果がでるものと思い込んでいたのですが、
ほめる側(シャワーを浴びさせる側)にも効果がでて、尚且つ双方共通した効果もあるのです。
では、具体的にどのような効果があるのか紹介しますね。
[box class=”white_box” title=”ほめられる側”]
大きな自信をもつ
皆から受け入れられているという安心感をもつ
自分らしさを取り戻す[/box]
[box class=”white_box” title=”ほめる側”]
欠点を探すのではなく長所を探す人になる
他人の褒めてる話を聞いて視点の違いを知る[/box]
[box class=”white_box” title=”ほめられる側とほめる側の双方”]
強い仲間意識や一体感が生まれる[/box]
このようにほめられる側、ほめる側
双方 に効果があるのはすごいことですね。
ここが「ほめ言葉のシャワー」が注目される理由なのかもしれません。
ほめ言葉のシャワー を実践した事例
実践している方の中には、
始める前のプロセスにフォーカスした先生もいらっしゃいました。
何をされたのかというと…
—–
「今日からほめ言葉のシャワーをやります!方法はね … 」
という感じで始めちゃうと
“さぁやるぞ!” 感がでて生徒がかまえちゃうんですよね。
そこで、先生が事前に「ほめ言葉のシャワー」っぽいことをやっておいて…
[box class=”pink_box”]「なんか、みんなから褒められるって嬉しいな~」
「なんかみんなを褒めるって気分いいな~」[/box]
という空気を作ってから、
普段されているスピーチの代わりにすることを提案したそうです。
結果、褒められる空気を作ることに成功し、
最終的には生徒から 先生をほめたい! という状態にまでになって
めちゃめちゃほめられたようです!!!
すこく素敵な実例ですね。
ほめ言葉のシャワー を実践した生徒の感想例
[box class=”yellow_box” title=”その1)”]
私達は6回のほめ言葉のシャワーを体験しました。
私だけではなく、みんなも、学級もガラリと変わりました。
その変わったところを3つ書きます。
1つ目は、友だちを見る目です。
みんながプラスのことを見つけようとがんばったから、
友だちをやさしい目で見合うようになりました。
教室がほんわかとしてきました。
2つ目は、言葉についてです。
言葉の量が増えました。
どんな言葉でほめたら喜ばれるか、ピッタリ当てはまるか、などと考えました。
友だちの言葉も参考にしました。
3つ目は、やはり仲良しになったということです。
よいところを観察し合って、みんなが認め合うことが普通になりました。
毎日が楽しくなりました。
この3つが感想です。
1年間続けて、私もみんなも、そして学級も大きく成長しました。[/box]
[box class=”yellow_box” title=”その2)”]
ほめ言葉のシャワーの効果を3つ書きます。
1つ目は、自分に自信がついたということです。
がんばっていることだけではなく、
自分では気づかなかったことをほめてもらったことが自信になったと思っています。
2つ目は、会話が増えたということです。
ぼくのいいところを見つけようと、休み時間に女子も話しかけてくれました。
ちょっとした会話が増えたことがうれしかったです。
3つ目は、みんなの態度です。
いい姿勢で目線をはずさないで話したり聞いたりできるようになっています。
みんながどんどん進化していることが分かります。
これがほめ言葉のシャワーの効果です。[/box]
ほめ言葉のシャワー が何故批判されるのか

残念ながら、
「ほめ言葉のシャワー」について少し批判的な声もありました。
[box class=”white_box”]– 無理やり褒められてもうれしくないし、効果はない
– 終わりの時間が長引くので生徒の不満がたまる
– 前に立って話すのは苦痛なだけ
– コメントできない子への批判やマイナスの雰囲気を作る
– ほめることを見つけるのがめんどう …etc[/box]
菊池さんが話されていたことの中に、このような内容がありました。
[box class=”pink_box”]・授業でも家庭でも、子どものやる気や勇気、可能性を引き出すのは
教師や親の声かけ次第
・安易なほめ言葉が胸に響かないのは当たり前で、実は相当な観察力が必要。
そこで育つ関係が、クラスという集団を育てる。家庭も一緒。
子育ては人生のごく短い期間。じっくり向き合ってほしい[/box]
どうも、ただほめれば良いということではなさそうです。
先程ご紹介した事例でもわかるとおり、
「突然今日からみんなでほめ合うことにします!」ってなると違和感しかないですよね。
「ほめ言葉のシャワー」でも実践の仕方によって結果が変わってくることがわかりました。
生徒側の印象も1回目は違和感があったけど、2回目は少しスムーズになったという感想もあり
回数を重ねることで効果が高くなっていく場合もあります。
ほめ言葉のシャワー のまとめ
「ほめ言葉のシャワー」は一つの手法であり、
これだけを実践すればよいというものではありませんが、
現在までに多くの学校で実践されて成果を出しています。
ほめの言葉のシャワーを誕生させた菊池さんは「自信が人を伸ばす」というポリシーのもと、
現在も全国各地でセミナーを開催され活躍されています。
そして、「ほめ言葉のシャワー」だけでなく「成長ノート」やその他様々な教育方法を実践され、
高い評価を得ていらっしゃいます。
これからも生徒さんが自己肯定感を高め、笑顔あふれる教室が多くなるよう
「ほめ言葉のシャワー」を活用していただきたいです!
